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活 動 紹 介


ふんわり、まるで体が浮いているかのような感覚
最初は、思わず飛び上がってしまうほど驚くバーナーの音、炎の光
どんどん熱気球がふくらんでいくワクワク感
熱気球が立ち上がるダイナミックな瞬間。
360度ぐるりと見渡す快感
そしてみんなの協力があってはじめて熱気球ができる、その達成感

ぜひそんな体験をしていただきたいと思っています



2005年に作成したこの事業のパンフレット(PDF)をダウンロードできます。
上の「熱気球のすばらしさ」の写真をクリックしてください。





それは一通のお便りから始まりました
「・・・あの時は、あまりこの子の変化に気づかなかったのですが、気球に乗せていただいてから、本人に自信(?)がついたのか、変化が現れてきました。
 まず、言葉が多く出るようになりました。今までは、くり返しくり返しこちらが教えた言葉をやっと使う程度でした。質問に対しても、「はい」と答えるだけで、返事はあまり返ってこなかったのです。
 ところが近頃は、「お使いに行きますか?」の問いに、「行くです」とか、「行くでしょう」と言ってくるのです。時には「行かないの」とも。
 次に行動を自分で考えておこすようになりました。・・・
 ほんとうにありがとうございました。心からの感謝でいっぱいです。また乗せていただける機会があったら、是非、お願いしたです。・・・
 気球は素晴らしいものだと思います。
 一人でも多くの子供達が経験できて、多くのことが学べるといいなって思っています。学べなくても感動を味わえるだけでもいいなって思っています。
 心から感謝を込めて」

自閉症児を持つお母さんからのお便りでした。
このお手紙を受け取った熱気球パイロットの佐藤和男さん(実行委員会前代表)が発起人となり、この事業が始まりました。平成17年に「熱気球ふれあい事業実行委員会」を立ち上げ、「自閉症などの発達障がい児、知的障がい児の余暇支援活動」を目的として、地域の有志が集まり、活動を開始、今では年2回の恒例行事となりつつあります。


画像をクリックすると
PDFファイルが開きます




活動方針
のんびり、ゆったり、大空に浮かぶ熱気球。この日は時間までが気球に合わせてゆっくりと流れているようです。風任せで飛んでいく熱気球。でもゆっくりと着実に、目的地目指し、風を探して進んでいきます。きっと、ここに参加している子供達も、ゆっくりと着実に、目的に向かって成長しているはずです。

障がいを持つ子供達。世の中のスピードをよそに、どうしてそんなに急いでいるの?と不思議そうに見つめられたとき、フッと考えてしまいます。人間らしい生き方ってどちらだろう。と・・・

この日は、参加していただく子供達に心地よい時の流れを運んできてもらっています。参加する家族も、ボランティアも、そののんびりした時間の流れを、一緒に楽しんでいます。
私達はそんな機会を少しでも多く作るお手伝いができればと、活動をしています。



熱気球ふれあいin高根沢
自閉症などの発達障がい、知的障がいのあるお子様とそのご家族を対象として、熱気球にふれあっていただくボランティアによる 活動企画です。

「熱気球の体験搭乗」や「家族によるミニ気球づくり」、「コンサート」、「ダンボールクラフト」、「ゲーム等のお楽しみコーナー」の設置など、回を重ねるごとに内容も充実してきています。
また、お母さん達にもゆっくりしていただくため、「ネイルアート体験」、「アロマテラピー体験」のコーナーも用意しています。
昼食は障がい者施設による「うどん」や「パン」の販売が行われます。

民間の有志による実行委員会を中心として、事業の企画から運営まで、すべてボランティアによる手作りイベントです。1家族に1名のボランティア(主に高校生)が付き、参加したご家族同士の交流はもちろんのこと、ボランティアとご家族との交流や、ボランティア同士の交流の場にもなっています。高校生ボランティの活躍はすばらしいものです。
近年は7月と12月の第1土曜日開催が恒例となりつつあります。

皆さんのご支援とご協力を得て運営されています。これからもお力添えをいただきながら、熱気球の輪を広げていきたいと思います。















ボランティア事前説明会
開催当日の1週間前に参加ボランティアの皆さんへ説明会を開催しています。専門の講師により、発達障がい、知的障がいを持つお子様との接し方等の説明を行います。また、当日参加ご家族の案内ができるよう、熱気球の搭乗体験とミニ気球づくりの体験もしていただいてます。この説明会を通して、ボランティア同士の交流も目的としています。


<ボランティア雑記>
参加したお子さんと一日中走り回ることになったボランティアの高校生。終了後の一言。あ~疲れた~。でも、楽しかった!

参加者にはリピーターの方が沢山います。子供達も○○お兄ちゃんと名前を覚えていて、ワ~久しぶり!という声が聞こえてきます。また次もこのお兄ちゃんと一緒に遊ぶ!と言われるのですが、なかなか希望通りにはなってません。ゴメンナサイ・・・





ボランティアリーダー研修
これまでに2回開催しました。
熱気球ふれあい当日は多数のボランティア参加があります。その中で実行委員以外にもリーダー的存在で引っ張っていただける存在となっていただくために、一泊でリーダー研修を行っています。

ボランティア同士の親睦の場でもあります。
次期、実行委員候補となってもらうことを期待しつつ・・・・




   
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